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テレワーク(在宅勤務)

テレワークとは

テレワークの定義は「IT技術を駆使して場所・時間を自由に使った柔軟な働き方」。テレワークは、21世紀の高度情報化社会にふさわしい新しいワークスタイルを実現する具体策として、先進国での企業導入率が増加し続けている、ITを活用した革新的な働き方です。また、欧米諸国の中でも国際競争力の高い国々でのテレワーク導入率が高く、ITを活用する働き方がオフィスワーカーの労働生産性と付加価値を大幅に向上させた大きな要因となっていることがわかります。

「テレワーク」で働き方に革新を~効果・効率を大幅に高める、競争激化時代の秘策~

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弊社クライアントの週一度行う在宅勤務の特徴

利用者男女比率 男性50~60%、女性40~50%
在宅勤務のメリット 1位:通勤時間の肉体的・精神的負担の削減
2位:生産性向
3位:自分時間の増加
4位:自己管理能力の向上

業務の集中時間、仕事・会社への満足度が大幅に向上!

ビジネス市場と労働市場の多様化

在宅勤務 自宅で仕事を行う(一般的に週1‐2回程度)
モバイルワーク 外出先や移動中に仕事を行う
施設利用 サテライトオフィスなどの施設を利用し仕事を行う

2007年、パナソニックが社員3万人以上を対象にテレワーク導入したことに象徴されるように、企業でのテレワークへの関心が急速に高まり、テレワーク試行や本格導入の検討・実施が増加しています。日本のブロードバンド環境は世界的にも優れており、また、職場でのIT化も浸透し、社員が全員同じ場所にいなくてもパソコンや通信技術を活用することにより、会社にいる時と同レベルの仕事や情報を共有ができる状況がすでにあるため、テレワークが飛躍的に行いやすくなりました。

昨今のような変化の激しい時代にビジネスを成功させるには、無駄を省き,効果・効率を大幅に上げる働き方への移行が急務になってきています。市場から求められる対応スピードが常に速まっているなか、会社でしか仕事ができない状態では激化する競争に耐えられません。情報通信技術がここまで進展した社会で、ITを活用しないで働くことは多大な不利益を企業にもたらすのです。

また労働市場でも、団塊世代の大量退職と少子高齢化による人材不足や多様化する社員の労働観・ライフステージなどに、最も効果的に対応できる柔軟な働き方を提供をする必要性が高まりました。

テレワークは、従来の「9時から5時まで会社で仕事をする」という画一的かつ硬直的な勤務形態に柔軟性を与えることにより、多様化する個人ニーズ・ライフスタイルへ応えることができます。そして、激変する経済環境、労働人口構造の変化、低いオフィスワーカーの労働生産性などの課題への有効な解決策となりえるのです。

日本でのテレワーク導入の効果

定型業務・創造的業務の効率・生産性向上
通勤時間の短縮と疲労削減
社員の自律性向上
ワーク・ライフ・バランスの向上
優秀な人材の確保と定着

テレワークに適した社員が適したタスクを自宅で行うと、在宅時は集中できる時間がオフィスにいる時に比べテレワークに適した社員が適したタスクを自宅で行うと、在宅時は集中できる時間がオフィスにいる時に比べはるかに増えるため仕事の質や効率は上がることが多く、それが業務効率や仕事の質の向上につながります。在宅勤務は「中断なく集中できるまとまった時間」が提供できるため、特に思考や創造力が必要な業務に携わっている人に適しており、それが海外では専門職・管理職の利用者が多い要因ともなっているのです。

また、テレワークは震災や新型インフルエンザなどの非常時にも事業継続が可能になるため、近年では災害リスク管理の視点からテレワーク導入を検討する企業も増えています。

しかし、単にテレワーク制度を導入するだけでは、期待した成果は得られません。

企業が実施していない理由

適した職種がない
管理が難しい
評価がやりにくい
コミュニケーション不足になる

これらの阻害要因に対しては、関係者全員が正しくテレワークを理解し、共通認識を深めるための情報、ツールや教育を提供することで効果的に対応できます。上司、在宅勤務者、そして在宅勤務をしない同僚たちが、どのように協力し合いながら「会社から離れた自宅で働く」という従来とは大きく異なる働き方をベストに機能させるのか、ということを常に意識しながら推進することが重要です。

ワインポイント アドバイス:在宅勤務を正しく理解するポイント

  1. 在宅勤務は「誰も見ていない自宅で、自分を律しながら、会社と同じパフォーマンスをだす働き方」。これはすべての職種やすべての人に向いているわけではなく、また、全社員がやりたい働き方でもない
  2. 在宅勤務に適したスキル・性格・環境などがある人が実施すれば、企業にとって多くのメリットが生まれる
  3. 会社と社員双方のメリットを実現するためには、それぞれが果たすべき役割と責任がある
  4. 上司は「労働時間の長さ」や「観察」ではなく、「成果・貢献」で評価する
  5. 在宅勤務者は「オフィスにいる以上に高い倫理観とチームワーク」が求められることを理解する
  6. 関係者全員が「必ず上司や同僚の暖かいサポートが必要な働き方」だということを理解する。

欧米諸国のテレワーク状況

欧米諸国ではITの進展に伴い、積極的にテレワークを普及させていき、テレワークは「普通の人の普通の働き方」の選択肢の一つとなりました。テレワーク比率は先進国での働く環境や働き方が大きく変わってきていることを示しています。

EUの導入率は北欧が高く南欧が低い

EU加盟国ではテレワークの全体的な浸透が進んでいますが、地域差が大きく、北欧諸国での普及率は高く南欧諸国は低くなっています。最も多い勤務形態は在宅勤務です。

EU加盟15カ国での就業者数のテレワーカー比率(2002年SIBIS 調査)

テレワーカー比率の高い順位 テレワーカー比率の低い順位
  1. オランダ  
  2. フィンランド 
  3. デンマーク  
  4. スウェーデン
  5. イギリス  
  6. ドイツ      
26.4%
21.8%
21.5%
18.7%
17.3%
16.6%
  1. ポルトガル
  2. スペイン
  3. ルクセンブルグ
  4. フランス
  5. イタリア
3.4%
4.9%
5.6%
6.3%
9.5%
*EU15カ国平均は13%。

北米のテレワーク状況

アメリカテレワーク協会2005年調査では、就業者人口に占めるテレワーカー比率は32.2%でしたが、その後も急速に増え、2008年の調査でのテレワーク導入率は42%、カナダの導入率は40%でした。
日本では、在宅勤務の企業導入率は4.6%(社会経済生産性本部2006年調査)。現在の極端に低い日本の導入率は、将来日本企業でのテレワーク導入が大きく進む可能性を示しているでしょう。

テレワーク導入率
2008年
米国
カナダ
42%
40%

出典:2008-2009 WorkdatWork Salary Budget Survey

米国のテレワーカー(被雇用者)の特徴
性別 婚姻状況 学歴
男性 60%
女性 40%

既婚 79%
独身 17%
離婚 8%
中学またはそれ以下 17%
短大・専門学校 11%
四大卒 72%
大学院卒 30%
会社の規模 世帯収入
100人未満 37%
100-999人 20%
100人以上 38%
4万ドル未満(約400万円未満) 20%
4万~74,999ドル 21%
7万5千ドル以上(約750万以上)  40%
未回答 15%
*職業別でのテレワーカーの比率はマネジメント・プロフェッショナル職が最も多く、
就業者の28.1%だった。
出典:Telework Trendlines for 2006 WorkdatWork、US Census Bureau

日本では、在宅勤務をはじめとしたテレワークの主たる利用者は「働く母親」というイメージが強いですが、アメリカのテレワーカーは60%が男性。またその多くは高学歴、高収入、マネジメント・プロフェッショナル職です。2005年のイギリスでの調査でも在宅勤務型テレワーカーの割合は男性の方が高く男性64%、女性36%でした。